ーイヌガミー
隠神

「隠神」は "NULL"のために設計された世界初の第三世代エンボディフレームである。

​​単機での任務を前提として設計されており、

今や統一規格となった「マルチパーパス・コネクタ」はこの機体への搭載が初となる。
当初軍用機として設計され、計画途中で凍結されたエンボディフレームを「政府」が回収・流用した。
製造から長らく存在が秘匿されていたため、黒いエンボディフレームを纏って現れるオフィサーの存在は
半ば都市伝説的に語られており、恐怖の象徴ともなっていた。
全身に配された緑色のラインは澱みなく流れるネットワークトラフィックを象徴している。
Po"N"によって運用された隠神はその後、「ラクーンフレーム」として政府軍機にフィードバックされることとなる。