Knights of Network

"ネットワークの守護者"を自称する集団「Knights of Network」はアナーキスト集団である。

自由であるべきネットワーク空間の「政府」による管理を拒む者達が集まった組織であるが、

共通意志を持たず、"フォーラム"で提議された問題に対して各々が行動を起こす。

それは「悪ふざけ」から「世直し」まで幅広い。

その性質上動員力は低く、組織としての力は強くない。

しかしKoNの本質はその自由さであり、「潜在的信奉者」の数である。

普段はネットワークの奥底に潜る者たちが目を覚まし行動を起こす事こそ、

他の組織が最も恐れる事態なのだ。

server

KoN【Knight of Network】が本拠として使用する辺境のサーバー。

とある大企業が自社のサーバーとして

火星の衛星軌道上に建造したコロニーに存在する。

火星開発が活発だった頃は多くのデータが収められていたが、

テラフォーミングの失敗と共に火星が見捨てられて以降、

誰もアクセスすることなく忘れ去られていた。

とあるハッカーが破棄されたサーバーを発見、

数十年をかけてアクセス権を奪い取り自分の物とした。

飯綱はKoN【Knights of Network】のメンバーが

共通して使用する第三世代エンボディフレームの

アーキタイプである。

白い外装はネットワークの純潔さを、

赤はそれを守るために流される血をイメージしている。

飯綱【涅】はKoN【Knights of Network】の中でも"ネットワーク"の深淵を目指す分派「Deep Diver」が使用する

カスタムタイプのエンボディフレームである。

その特性はPO"N"の隠神に近い物となっているため、

ある種先祖返りとも言える機体。

飯綱【鈍】は第二次生産時に検討された試作プランの一種。

飯綱に比べて各部が洗練されており、機体性能はかなり向上したとされる。